メンタル限界ADHD人間のなんでもごちゃまぜ日記

メンタル限界ADHD人間によるどうでもいいブログ

絶対階級学園クリア後の感想

メンタル限界人間のChoromeです。
梅雨入り早スギィ!!!




いまさらだがPS Vita版の絶対階級学園をクリアしたのでキャラ別の感想と全体として感じたことを好き勝手に書く。


あくまで個人の感想です。
作品やファンを貶すものではありません。


こういうのは通常、わかりやすいように各キャラの画像を載せたりするのだが引っ張ってくるのもめんどくさいし、著作権云々あたりがよくわからないのでドクソシンプルに文字だけのワイルド記法でいく。


※クリアしてから数週間たっているので細部の記述に間違いがあるかもしれない



全力でネタバレします




鷹嶺陸

オイシイ。とてもオイシイ。
絵に描いたようなツンデレ
主人公への好意が隠せていない。
悪夢に悩まされているというあたり勝手に親近感を覚えた。
主人公と対等に話ができるようになって喜ぶ陸様が尊いので薔薇ルートのほうが好み。


鷺ノ宮レイ

こちらがメインでは? と思うようなキャラ設定。
解離性同一性障害かな?と思ったらまんまだったのでもう少し捻りがあってもよかった気はするが、中の人の見事な演じ分けに脱帽。
ちなレイよりショウ派です。


加地壱波

ガチの遊び人。
乙女ゲーにおいてチャラ男キャラというのはもはやお約束のようなものであるが、こちらはそんな甘っちょろいものではない。
まじで遊んでます。
正規ルートであるはずの石ころENDでさえ胸糞という徹底っぷりにむしろ感動した。

※公式が彼をクズ呼ばわりしたことでプチ炎上したとかいう話を聞いた。
別に異論とかないが好きな人もおるんやで。


七瀬十矢

Chorome最推しの男。
これまでわりとガチめなショタコンであったChoromeの性的嗜好をガチムチ筋肉ダルマ好きへと変化させた罪深き存在。
薔薇ルートがあまりにも素晴らしいので石ころルートがやや物足りなく感じた。
筋肉は正義。


五十嵐ハル

公式人気投票1位。
のっけからガチ土下座をかましジャケ買いからのウキウキ明るい学園生活を想像していた乙女プレイヤーたちに強烈な衝撃と絶望を与えた。
正規である石ころルートのほうが糖度が高く評判も良いようだが、個人的には主人公がハルに会うため部屋を飛び出すところで終わる薔薇ルートのほうが映画のラストシーンみたいで好き。



全体としての感想


主人公の心理描写が非常に丁寧だと感じた。
薔薇に昇格したことで徐々に選民意識が芽生え学園のルールに洗脳されていく様子や、逆に石ころに落ちても信念を曲げないたくましさがよく描かれていた。
特にレイ様薔薇ルートで降格を避けるため試験問題のカンニングに手を染めてしまうまでの過程は見ていてとても心が締めつけられた。


1人の攻略対象で薔薇END、石ころEND、真相ENDと3つのエンディングが楽しめ、BADも入れると5人で総計40のENDがあるためボリュームは十分。
既読をすべてスキップしても3週間程度はかかった。


メインシナリオは一応サスペンス系ではあるが1人か2人攻略した時点でほとんどの人は予想がついてしまったのではないだろうか。
真相ルートも各キャラごとに用意されているものの、展開がほぼ同じで金太郎飴感が否めない。
まったく同じテキストでも攻略対象が異なると未読扱いになるため既読スキップが使えない点は地味に不便。


物語の設定上、あからさまなイジメ描写があったり、とてもビジネスライクなお友達キャラばかりだったりするのでそのあたりは人を選ぶかもしれない。


主人公の藤枝ネリはいい子だが、ところどころで頭の悪さが目立つように感じた。
過去に嫌がらせを受けたため舞踏会への参加を拒否する壱波をむりやり連れて行き案の定コケにされたり、薔薇と石ころでペアの香水をつけてお茶会に出席し薔薇友達に睨まれるなど、少し考えればそうなるのはわかるのでは?といったようなやらかしが散見される。
転校してきたばかりで学園のルールに不慣れとはいえ、思慮がたりないと感じる部分があった。


システム面ではテキストのフォントを変更できたり既読として表示されるときの文字色を変えたりできるなど、細かいところまで自分好みに設定できるのが好印象だった。


スチルと立ち絵はきれいで特に気になる点はなかった。


総合的には満足。
FDでるなら全然買うよ? というレベル。
あと学園長きしょすぎる。


まとめ
・ストーリーに意外性はない
・心理描写はめちゃくちゃ丁寧
・筋肉 is God