メンタル限界ADHD人間のなんでもごちゃまぜ日記

メンタル限界ADHD人間によるどうでもいいブログ

弱者女性の実態

こんにちは。Choromeです。

小学生が小学生に投資を持ちかけ93万円を騙し取ったというニュースがパンチ効きすぎてて、何をしてもあまり集中できません。

 

 

 

近年、ネット上では”弱者男性”というワードが流行っている。

経済的困窮や病気・障害持ちだったり女性ウケが悪いために交際や結婚ができないなど、社会的弱者となりうるさまざまな要素を持っている男性のことを指す。

要は”お金のない非モテ野郎”ということであろう。

 

この弱者男性というワード、弱男などと略され5chやそのまとめサイト等では定番の煽り文句として頻繁に登場する。

しかし弱者男性と対になる存在であるはずの”弱者女性”についての言及はあまり見られない。

 

ネット民によると「弱者男性と異なり弱者女性は本当に救いようがないのでネタにできない」とのことだが、実際のところはどうなのだろうか。

アラサー独身未婚彼氏なし障害持ち非正規手取り13万地方住み実家暮らし、まごうことなき弱者女性であるChoromeが、自らの暮らしぶりを記すことで弱者女性の実態を明らかにしようと思う。

 

 

Choromeのスペック

年齢:28歳(今年の誕生日で29)

学歴:大卒(私文)

身長:148cm

体重:48kg

年収:約182万(手取り13万+ボーナス年2回1ヶ月分)

雇用形態:非正規(1年ごとの契約更新)

貯金額:250万(投資による含み益を除く)

婚姻状況:独身未婚彼氏なし

住まい:実家暮らし(地方)

持病・障害:婦人科系、消化器系、ADHD

 

 

経済状況について

毎月の手取りは約13万で、ここから毎月3万3000円を積立NISAとiDeCoに回しているため、実質的な可処分所得は9万7000円と10万を下回っている。

この9万7000円の中から交通費、交際費、服やコスメ代、持病の治療費、通信費、シャンプーや歯磨き粉等の日用品代、趣味に充てるお金等を捻出している。

実家暮らしなので食費と光熱費、家賃はかかっていない。

(家にお金は一切入れていません)

東京と大阪を含む家賃の全国平均が約5万円であることを考えると、今の給与で一人暮らしはほぼ絶望的と言っていいだろう。

 

年収について

改めて書いてみると200万にすら届いていない自らの年収に愕然とするが、障害者雇用での時短勤務で実働は6時間、完全週休二日制で年間休日125、残業も禁止なので時給換算すると決して悪くないうえに休みが非常に多い。

会社の規定で勤務時間を延ばすことはできないので、副業の許可があればなぁという気持ち。

(なお副業も禁止)

 

恋愛・結婚について

もういい歳になってしまったが、今のところ本当に何もない。

なんならコロナ禍を含めたこの5年間で新しく知り合った異性が1人(マッチングアプリ、2ヶ月で音信不通)という有様である。

女は働けなくても結婚っていう逃げ道があるから、とよく聞くし実際そういう事実もあるのだろうが、異性との出会いがまったくなくコミュ障で積極性も皆無な引きこもり陰キャオタクには無縁な話である。

もしご縁があっても30歳目前で200万も稼げない女に需要はなさそう。

 

持病・障害について

ADHDに加えて婦人科系と消化器系にそれぞれ持病がある。

どちらも完治の可能性が低く、症状を抑えるために継続的な対症療法を行う必要がある。

この治療で(病院までの交通費は除き)毎月5000円ほどの出費がある。

 

美容について

女性であればスキンケアや化粧品にお金をかけたいところだが、実際には使っているものが底をつくか紛失してしまったときのみドラッグストア等でプチプラ(安価な化粧品)を購入している。

季節ごとに買い替えたり新商品が出るたびに購入というのは不可能である。

当然ながらエステやネイルなどにも通えないし、デパートや通販で売っている高額な化粧品とも無縁。

美容院に行くのも経済的な事情で半年に一度である。

本当は毎月通わないといけないらしい。

えーっ!(絶望)

 

交友関係について

お金がなく、また体調も安定しないため友人たちとの食事会などは月に1回程度。

”誘っても来ないやつ”として着実に距離を置かれつつある。

 

趣味について

趣味はゲーム(ソシャゲではなく買い切り型のオフゲーか月額制のMMO)とe-Sports観戦なので、あまりお金はかからない。

とはいえ定価5000~10000円の新作ゲームを毎月購入することはできないので、発売日に購入するのは半年に一度程度、基本的にはウィッシュリストに突っ込んでおいて50%以上のセールがきたときのみ買うようにしている。

以前は旅行にも行っていたがコロナ禍を挟んで前職をやめてからは経済的に負担が大きいため、ほぼ行かなくなった。

 

衣服について

女性としてやはりオシャレも楽しみたいが、お金がないので新しいものは半年に一度、1着ほどしか買わない。

今年で29歳だがいまだに高校時代に購入した服を着回している。

年齢的にキツい見た目になりがち。

 

貯金について

投資による含み益を計算に入れず預金額のみで約250万円。

数字だけ見ると20代のわりには多いように感じるが、20代の貯蓄額は平均が360万程度で中央値が170万ほどらしい。

これは同じ20代でも一人暮らしと実家暮らしでは貯蓄額にかなり差があるということを示しており、実家暮らしで250万はおそらく少ないほうであろう。

ここ3ヶ月はPCの修理代や持病の検査代等がかさんでしまい、Choromeは1円たりとも貯金ができず支出が収入を上回った。

 

 

ざっと書いてみたが、やはり経済的な問題でできないことが多い。

特にファッションや美容は年齢的にもお金をかけていきたい部分だが、投資や医療費などが先にかかってくるため、かなり優先順位を下げなければならないというのが現実である。

現在はまだ両親が健在で実家に住みスネを齧っているためなんとか生存できているが、親がいなくなったあと食費や光熱費、固定資産税等まで払わなくてはいけなくなった場合にどうなるのかはあまり考えたくない。

 

仕事を変えて年収を上げようにも持病や障害があり、それを隠しての通勤ありフルタイム勤務が難しく、ほぼ完全在宅での障害者雇用となると今以上の高待遇は見込めそうにない。

 

 

ここまで弱者女性の1人として実態を記してみたが、なぜChoromeのような弱者女性たちは男性と違ってネタにできないと言われるのであろうか。

 

やはり女性特有の問題が大きな要因になっているように思う。

日本ではいまだに女性の社会的地位が低く、貧困から抜け出す方法が経済力のある男性との結婚や同棲に限られがちだが、それも若さという誰しも時間とともに必ず失われていく強みがなければ厳しいというのが貧困にあえぐ女性の現実だからであろう。

 

自力で生きていけるほどの経済力がなく、若くもないために恋愛や結婚も難しい。

このような状況に追いやられてしまうと実質”詰み”であるためネタにできない絶望感が漂うのである。

 

 

弱者女性の暮らしぶりについて皆様はどう感じられたであろうか。

やはり厳しいのだな、という感想もあれば意外となんとかなっているのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれない。

 

今回は弱者女性にフォーカスしたが性別に関係なく、生活に困窮しているすべての弱者が救われることを願うばかりである。