Choromeです。
案の定、ブログ更新をほっぽりだしてペルソナ3に勤しんでいましたが、54時間で無事クリアとなりましたので感想を殴り書きします。
ペルソナシリーズは4Gと5Rのみプレイ済み。
アトラスのオタクとかではない。
本編に関するネタバレはできるだけないようにしたつもりですが、絶対に踏みたくない人はここでブラウザバック!
良いところ
1. 陰鬱なストーリーと熱いコミュシナリオ
2. グラフィック
3. 個性的だがウザくないキャラクター
4. 膨大すぎないちょうどよいボリューム
1. 陰鬱なストーリーと熱いコミュシナリオ
力に選ばれた者は望む望まざるとに関わらず使命を果たさなければならないという重苦しいストーリーが良き。
ペルソナ5の怪盗団のノリが絶望的に合わなかったので、今作の”たまたまペルソナ能力に目覚めたのでやらされている感”は悲壮感があって重いシナリオを求めていた身には「これだよこれェ!」ってなる。
Choromeはコミュシナリオが読みたくてペルソナをやるのだが、今回は”主人公のサポートを受けながらコミュのキャラたちが自分自身の力で問題を乗り越える”描写が多くアツい。
そうだよ、こういうのでいいんだよ!
2. グラフィック
P5Rからだいぶ進化しており、美しいグラフィックで日常生活やバトルが楽しめる。
UIも相変わらずシャレオツ。
3. 個性的だがウザくないキャラクター
P4やP5は和気藹々とした雰囲気で進んでいくため、調子に乗ったキャラが無限にしゃしゃり出てくることもあったが、P3Rのキャラはペルソナに目覚めたがゆえに否応なく戦いに巻き込まれていくパターンが多く、悲壮感があるのでウザさがあまり感じられない。
キャラの魅力はダントツで3Rだと思う。
とあるキャラだけは終盤まで態度が悪すぎるので受け入れられない人は多いかも。
4. 膨大すぎないボリューム
P5Rは長すぎた。
たぶん急いでも80時間はかかるし普通にプレイしていると100超えることも珍しくなかった。
長すぎて途中で飽きてきてしまい、最後はもう明智吾郎のためだけに惰性で進めていた。
3Rは長くても80時間程度で終わるだろうし、難易度Peacefulで道中の敵をほとんど無視して進んでいけば50時間ほどでクリアできる。
コピペダンジョンは賛否あるだろうが、急いで終わらせたい人や2周目以降をやる場合には助かる。
気になったところ
1. バトルの難易度が高い
2. 夜にやれることが少ない
3. 和解の過程が短い
1. バトルの難易度が高い
今作は5Rに比べると圧倒的に難しいと感じた。
Normalで始めたが敵が異様に硬く、こちらが受けるダメージもかなり痛い。
ボス戦では敵が主に使用する攻撃に耐性のあるペルソナをあらかじめ作成しておかないとかなりの苦戦を強いられるが、一度ボス戦が始まってしまうとペルソナを作りに戻ることができない。
ボス戦より半日以上前のセーブデータをロードしてやり直すかロールバックを使うしかなくなってしまう。
Choromeは最初のボスに4回倒され、ペルソナを作りに戻ることもできず絶望したので難易度をいちばん下(Peaceful)にしてクリアまで二度と戻すことはなかった。
P5Rも途中に一度だけ頭おかしいボス戦があったものの、基本的には弱点を突いての総攻撃1回で雑魚戦はこなせたし、ボスも実質イベントバトルのようなものだったのでNormalでも楽しんで遊べたが、その感覚で3Rをやると昔のアトラスゲーにボコられる。
2. 夜にやれることが少ない
昼間はコミュが渋滞しており計画的に進めないと時間が足りなくなるが、夜に進められるコミュは非常に少なくすぐにMAXとなるため、以降はひたすら人間パラメータ上げ、それも終わるとほぼやることがなくなる。
仲間とDVDを見たり料理をすることはできるが、キャラへの理解が深まるような重要なエピソードが見られるというわけでもなく、女性キャラに関しては結局コミュを解放して昼間に進めていかなければならないので夜にコミュ上げができれば退屈せずに済んだのになぁという気持ち。
3. 和解の過程が短い
基本的にみんなイヤイヤやらされているので、露骨に仲が悪い。
いつもギスギスしている。
命が懸かった場面で仲良しこよしというのもおかしな話だと思うので、ギスっていること自体はむしろリアリティがあって良いのだが、そこから和解して一致団結するまでの時間が短い気がする。
特に一部の男性キャラは理解を深めるための期間限定エピソードがたいてい平日の昼間に用意されていてコミュ上げの邪魔になってしまうことが多い。
コミュ進行を優先してパーティメンバーの男性陣とイベントを発生させないでいると和解シーンを見ずに終わってしまうこともあるので、終盤の展開がさらに唐突に感じる。
総括
暗いストーリーとベタだが熱い展開のコミュシナリオが好みにあっていてペルソナシリーズ345のなかではいちばん好き。
夜のヒマな時間をコミュ進行に使えれば完璧だった。