メンタル限界ADHD人間のなんでもごちゃまぜ日記

メンタル限界ADHD人間によるどうでもいいブログ

月経カップを使用してみた感想

メンタル限界人間のChoromeです。

お盆も元気に就労移行での訓練に取り組んでいます。

 

 

 

 

このブログはジャンル問わずなんでも雑多に投稿するので、見境なく生理用品の話もする。

巷で噂の月経カップなるものを数ヵ月分使ってみた。

月経カップとはなんぞやら?ということや、その使いかたについてはすでに多くのサイトやブログで言及されているため、ここではChoromeの個人的な感想のみ述べる。

 

 

 

月経カップのメリット

1. ムレや匂いから解放される

2. 頻繁にトイレへ行かなくてもいい

3. 経血量を確認できる

 

月経カップのデメリット

1. 手が汚れる

2. メンテナンスが面倒

3. なんだかんだ漏れる

4.メーカーによって使い勝手が大きく異なる

 

 

 

まずは利点から。

1. ムレや匂いから解放される

生理中の悩みはさまざまであるが、ムレや匂いが気になる方も多いのではないだろうか。

特に夏場はただでさえ汗をかくうえ、経血が重なるともう地獄である。

あぁ…今、股間の湿度が限りなく100%に近いな…などと思った日には、もはや下着を下ろしてナプキンを確認することすら億劫になる。

不快な匂いと湿気でため息がでる。

 

月経カップを装着すると膣内で経血を受け止めて溜めておくため、ほとんど身体の外に出てこない。

(ナプキンに)当たらなければ(ムレも匂いも)どうということはない。

経血が出てくるときのドロッとしたあの嫌な感覚からもおさらばである。

不快感がほぼなくなるのはかなりありがたい。

 

2. 頻繁にトイレへ行かなくてもいい

月経カップはサイズや使用者の経血量にもよるが、連続で8時間程度の装用ができる。

ナプキンのみの場合、1時間か2時間ごとに交換のためトイレに立たなければならないが、月経カップを装着しておけば用を足すとき以外はトイレに行かなくていい。

仕事や勉強に集中したいとき、何時間もぶっ続けで趣味に没頭したいとき、出先で頻繁にトイレに行くことが難しいときなどに大活躍する。

 

3. 経血量を確認できる

月経カップを数時間使用して取り出すと経血が溜まっているため、自分の目で経血量を確認することができる。

生理を何年も経験すると量を見るだけで、そのときの生理の持続期間を推し量れる。

今回は長引きそうだな、とか逆に早く終わりそう、といった予想が可能である。

 

はっきりとした経血量の増加または減少は病気のサインであることも多く、量が一目でわかるというのは意外なメリットがある。

 

 

次は良くないなと思った点。

1. 手が汚れる

着脱の際は指を膣内まで挿入する必要があるため、当然ながら指が血まみれになる。

自宅ならばそのまま洗面所まで移動して洗えばいいが、外出先だとそうはいかない。

血のついた手で公衆トイレのあちらこちらを触るのは衛生的によくないし、手洗い場で血だらけの指先を見られるとあらぬ疑いをかけられかねない。

出先で月経カップを交換する場合は洗面器が併設されている身障者用のトイレを利用するか、通常の個室でもカップと指を洗浄できるようにペットボトルの水を持ち込むなどの工夫が必要で、まぁ普通に面倒である。

 

血そのものは洗えば落ちるが、匂いまではなかなかとれない。

特に生理中のデリケートゾーンの匂いは強烈で、丁寧に洗っても完全には落ちないため、外出中に触れるのははばかられる。

 

2. メンテナンスが面倒

月経カップは膣に挿入して使うものであるため、衛生的な管理は必須である。

外すたびに洗浄するのはもちろん、こまめな煮沸消毒も欠かせない。

料理で使用する鍋に突っ込むわけにはいかないので、月経カップ消毒専用の鍋か皿などの容器も購入しなければならない。

ズボラな性格のChoromeには厳しい。

 

3. なんだかんだ漏れる

自分に合ったサイズのものを完璧に装着できれば絶対に漏れない!ナプキンなしでも安心!といったような記述を多くのサイトやブログで見かけるが、Choromeの場合、一滴も漏れないということはなく、ナプキンは必ず併用している。

 

膣の形は人それぞれ異なるし、出産を経験すると今までに使っていたものが合わなくなることもあるため、正しく装着できたからといって、すべての人が絶対に漏れないというわけではない。

多少は漏れるもの、と割り切って使用したほうが精神衛生上、よろしいかと思われる。

 

4. メーカーによって使い勝手が大きく異なる

月経カップは複数のメーカーから発売されており、サイズや色もさまざまで、どれを選ぶかがかなり重要となる。

 

Choromeはスクーンカップとメルーナクラシックを使用したことがある。

最初に購入したものがスクーンカップだったが、これが絶望的に合わなかった。

スクーンカップはかなり弾力があり硬いため、折りたたみづらく挿入が困難である。

さらに取り出すとき、まだ完全には外に出ていないのにも関わらず弾力がありすぎて口の部分が大きく開いてしまうために入口がむりやり押し広げられて、裂けるのではないかというほどの激痛が走る。

挿入後も膣内で大きく開くからか、尿道が圧迫されて常に差し迫った尿意を感じるのもつらかった。

メルーナクラシックはスクーンカップと比べるとかなり柔らかく装着がしやすい。

取り外す途中で勝手に開くということもないので痛みも感じない。

ただ、柔らかすぎて挿入すると膣圧に負けてぺちゃんこになっているので漏れやすいというデメリットもある。

 

同じ月経カップでもメーカーにより使用感が大きく異なり、自分に合わないものを選択してしまうと非常に使い勝手が悪く感じてしまう。

1つあたり3000~5000円程度と決して安い値段ではないし、膣内で使用するものなので貸し借りしてお試し使用などもできない。

ぶっつけ本番で購入して使うことになるため、失敗したときのダメージはでかい。

 

 

 

以上が月経カップを使用して感じた個人的な感想である。

匂いやムレが気になる人、頻繁にトイレに行くことができない人にとっては試す価値があると思うが、全人類今すぐ使え!というほど強力におすすめできるものでもない。

 

 

 

 

まとめ

ムレと匂い対策にはぴったりだがデメリットも多い