メンタル限界人間のChoromeです。
無線中継器を買ってセッティングしたはいいが肝心のPCまで繋ぐケーブルの長さがたりませんでした。
League of Legends Wild Rift(以下、ワイリフ)で2021年6月3日、ゴールド4に昇格しシルバーから脱出した。
ランクのみの勝率は63.3%。
そこで今回はゴールドに上がるためランク戦で意識したことについて記事にしようと思う。
もしシルバー以下のランク帯から昇格できず苦労している方にとって少しでも参考になると嬉しい。
ワイリフの基本(ルールやオブジェクトと視界管理など)は理解しているものとして書くので、そのあたりがわからない方はググっていただきたい。
この記事はあくまでアイアン~シルバー帯という魔境を抜けるための方法であってワイリフの上達法ではないので誤解なきよう。
ゴールド以上のランク帯で通用するかは不明。たぶん無理。
ランク戦でのポイントは以下の6つ
1. 負け確の試合は割り切る
2. 得意ロールで得意チャンプを使う
3. ビルドを工夫する
4. チャンピオン対策を行う
5. surrenderはしない
6. 1人の正解より4人の間違い
1. 負け確の試合は割り切る
いきなり精神論から入ってんじゃねーよカス、と思われるかもしれないが、ランク戦において心の持ちようはかなり大事である。
前の記事にも書いたようにシルバー以下のランク帯ではかなりの頻度でfeederやtrollに遭遇する。
棒立ちでAAすらしないADCやソロキルされたにも関わらず何度も突っ込んでいくTopなど開始5分もたたずに3回以上デスするような味方を引いてしまうことがある。
残念ながら自分がそのようなランク帯にいる限りはそういったプレイヤーとマッチングする可能性は常にあるし、現状ワイリフでは本家LoLと異なりdodge機能も実装されていないため、それ自体を避けることはできない。
feederやtrollとマッチしてしまった場合、どうすればいいか。
はい、潔くあきらめましょう。
どんなに上手い人でも勝率100%は不可能である。
どうしようもない試合というものはある。
練習試合のようなものと割り切ってCSを丁寧にとったり視界管理を怠らないようにし、負け確の試合からでもなにかしら学べるようにしよう。
どれだけヤバい味方だろうが絶対に暴言を吐いてはいけない。
罵詈雑言を浴びせれば浴びせるほどその対象以外のチームメイトも含め全体のパフォーマンスが下がり、過疎ゆえに連続でqueueを入れると次の試合でも組む可能性がある以上、どれだけイラついてもチャットや煽りピンはせず画面の前で悪態をつくだけにしよう。
どうしようもない試合は確かに存在する。
MOBAであれば誰しもが経験することだ。
負け確の試合は割り切って次へと気持ちを切り替えよう。
2. 得意ロールで得意チャンプを使う
「どのチャンプを使えば勝てるんですか?」
素朴な疑問である。
当然ながらそのときの環境においてOP(Over Poweredの略でキャラパワーがある)チャンプを使えるに越したことはない。
OPチャンプを使えば明確なcounter pickをされない限り、互角以下の相手には必ず勝つことができるし、できればOPチャンプを使いたい。
だが正直、少なくともシルバー以下のランク帯ではキャラパやチャンピオン相性が勝敗を決めることはあまりない。
なぜならこのレート帯で各チャンピオンの特徴や相性、パワースパイク(ゲーム内での強い時間帯)を把握しているプレイヤーはいないからである。
もしいたとしたらそれは本来の適性レートがかなり上の振り分け戦なうなunrankedかただのsmurfだ。
たとえば序盤が弱くレーニングがつらいジンクスやヴェインを使っていても、それをとがめるような動きをしてくるADCやSupはほとんど見かけない。
チャンピオンに対する理解が浅く、対策を練られていないプレイヤーがほとんどなのでOPかそうでないかはあまり関係がない。
同様に敵味方の構成もあまり気にする必要はない。
味方のpickが序中盤寄りなので早めにレーンで有利をとってドラゴンを確保しよう、とかCCが薄いのでハードCCを持つチャンプをpickしよう、などということはまず考えていない。
そもそもワイリフに限った話ではないが、MOBAのSoloQにおいて味方を信用してはいけない。
あなた自身が対面を全員ブチ殺して試合に勝つのだ。
そのため敵や味方に合わせて臨機応変にチャンピオンを変える必要はなく、自分がもっとも得意でcarryがしやすいロールとチャンピオンを選択しよう。
ChoromeのメインロールはADCでレーンがそこそこ強く、このランク帯では味方によるpeelも期待できないため自衛力に優れるザヤ一択だった。
Supportのときは味方を守りやすくハードCCによるエンゲージも可能なブラウムを使っていた。
OPチャンプを頑張って練習するんだ!という熱心な方はどのチャンプがOPなのかをチェックしよう。
ただし日本語のサイトは情報が古いためアテにならない。
英語でググって海外のサイトを参考にすること。
以下のサイトなどで確認。
LoL Wild Rift Tier List 2.3 | Best Champions To Play Season 3 (rankedboost.com)
3. ビルドを工夫する
ゴールドが貯まったとき、オススメとしてでてくるアイテムを適当に買ってはいないだろうか。
同じアイテムでもチャンピオンによって合う合わないがあり、選択をミスってしまうと操作技術があっても強みを活かしきれない。
たとえばマークスマンのザヤはクリティカル率が上がるアイテムを中心に装備するのが定石なのだが、同じマークスマンのアッシュはクリティカルビルドよりも広範囲に攻撃ができるように範囲攻撃用のアイテムを積んだほうが強いのである。
そして最大の罠なのがザヤのようなクリティカルビルドが正解のチャンピオンであってもデフォルトのオススメビルドセットが範囲攻撃を重視したものになっていることである。
つまり公式が勧めてくるデフォルトのビルドセットをそのまま流用していると自覚のないままtrollプレイをすることになってしまう可能性がある。
ではどのようなビルドが正解なのか。
以下のサイトが参考になる。
League of Legends Wild Rift Item Builds | Items To Use For Champions (rankedboost.com)
※パッチがあたるたびにアイテムの効果やステータスが変更になるので、できれば複数のサイトを確認しよう。
そしてもう1点。
状況に応じてビルドを変えるというのも必要である。
上述したようにシルバー以下では味方の構成を考えたpickはまず行われないので、場合によっては対面の構成が物理ダメージあるいは魔法ダメージに偏るようなこともたまによくある。
例: Topガレン、Midゼド、JGリー・シン、ADCアッシュ、Supパンテオン など
こういったパターンの場合、相手は全員物理ダメージなのでこちらが物理ダメージを軽減する防具ばかりを積んでしまえば敵の攻撃は一切通らなくなる。
このような状況でも脳死で魔法防御アイテムを買ってしまってはいないだろうか。
相手の構成やスキルに合わせて装備するアイテムを変えよう。
こんなかんじ。
相手が物理ダメージ→物理防御アイテム
相手が魔法ダメージ→魔法防御アイテム
対面にDr.ムンドやソラカなどの回復系がいる→回復阻害を付与できるアイテム
対面にハードCC持ちがいる→シルバーサッシュを早めに買う etc...
選択するアイテム1つでファイトを有利にすることができる状況もあるので、対面の構成をよく見て購入するアイテムを選択しよう。
4. チャンピオン対策を行う
対人のゲームあるあるといえばわからん殺しだろう。
レートを上げるには対面をブチ転がすのが確実なのだが、格上とあたってしまった場合はキルをとることがかなり難しい。
ただそういった状況でもとにかくキルを献上しない、わからん殺しをされないというのは非常に重要である。
対面に勝つことが理想だが最低限レーンでボコされてしまわないよう、よく出会うチャンプに対しては対策を講じておく必要がある。
経験上、シルバー帯においてpick率が高いチャンプを挙げてみた。
Top: ガレン、ダリウス、ナサス、アカリ
Mid: ヤスオ、ゼド、アカリ
JG: マスター・イー、リー・シン、ヴァイ、カ=ジックス
ADC: アッシュ、ジンクス、カイ=サ
Sup: ラックス、セラフィーン
まずはこれらのチャンプのスキル確認や対策を練ってみてはどうだろうか。
5. surrenderはしない
1. で述べたようなガチでどうしようもない試合以外はたとえ負けていても、序盤でクアドラキルをとられてもsurrender(降伏)はしないようにしよう。
なぜならシルバー帯は序盤に有利を築いても試合の畳みかたを知らないので、多少の負けはまだまだ逆転のチャンスが存在するからである。
特に味方にマスター・イーやカイ=サ、ジンクスなどのハイパーレイトキャリーがいる場合、序盤に腐ってしまってもLv13.くらいから急に息を吹き返して無双し始めるといったようなことが頻繁にある。
本来ならばそいつらが窒息しているあいだに試合を終わらせなければならないのだが、シルバーにはそれができないので、ドラゴンとられようがバロンとられようがタワーをすべて折られようが勝てる可能性はゼロではない。
勝てる試合を落とさないこと。
これが命より大事である。
6. 1人の正解より4人の間違い
どういうことか? 説明しよう!
このような経験はないだろうか。
10分以降、集団戦に勝利し味方JGとcarryが健在で対面のデスタイマーを考慮するとエンドは狙えないためバロンをとろうとピンを鳴らすも誰1人として寄ってくれず、のんきにリコールして買い物していたり敵ジャングル内の中立を狩っていたりインナータワーのシージをしている味方。
オブジェクトの優先順位は
敵ネクサス<バロン<エルダードラゴン<タワー
であり、常識であるにも関わらずオブジェクトに一切興味を示さない味方と組むのがシルバー帯である。
キレそうになるがSoloQにおいては1人の正解より4人の間違いに合わせたほうが勝てる可能性が高い。
味方がバロンやドラゴンに寄ってくれないのであれば無理に触ろうとせず、味方といっしょにタワーシージをしたり敵ジャングルを荒らしたりカニを狩って視界を確保したりなど、味方に合わせて行動しよう。
たとえ自分の判断が正解なのだとしてもチームメイトが協力してくれないのであれば意味がないので、間違っていても共に行動をしたほうがいい。
シルバー帯ではオブジェクトに繋がらない無意味な集団戦が頻繁に起こるが、今はタイミングが違うと味方を見捨てるのではなく、自分も参戦して少しでも勝てる確率を上げよう。
味方がオブジェクトに見向きもしないことを前提として最初からJGをpickしひたすらソロでドラゴンやバロンをとって味方がファイトに勝てるようにするという手もアリ。
以上の6つを心がけてランクを回していればゴールドに上がれると思う。
少しでも参考になれば幸いである。
まとめ
・常に冷静に
・得意なチャンプを使おう
・ビルドを見直そう
・pick率の高いチャンプは対策しよう
・最後まであきらめるな
・味方が寄ってくれないならバロンやエルダードラゴンには無理に触らない