おはこんばんちわ。Choromeです。
髪の毛以外の体毛なくなればいいのに。
就労移行支援事業所についての記事を上げたのでもう少し掘り下げて書く。
就労移行支援を利用しないほうがいい人とはどんなのだろうか。
通おうかどうか迷っている方は参考にしたりしなかったりしてください。
なお、Choromeが通っている就労移行は発達障害専門なので、それを前提としています。
就労移行が向いてないのはどんな人?
1.クローズ(障害非開示)で半年以上の実務経験があり、かつ今後もクローズ就労を希望する人
2. 働く意欲がない人
3. 他の通所者とコミュニケーションがとれないと苦痛な人
まず1。
発達障害の場合、あいさつや欠勤または遅刻の際の連絡の必要性、報連相など適切なコミュニケーションがとれず就労で苦労することが多い。
発達障害専門の就労移行では上記のような必要最低限のコミュニケーションについて学ぶのだが、どれも社会人としてはできて当然のことばかりであり、クローズで半年以上働いたことのある人であればほぼ間違いなくすでに身についているため、わざわざ学ぶ必要はない。
それでも就労移行を利用するメリットがあるとすれば、障害者雇用での配慮事項について専門知識を持ったスタッフさんといっしょに考え実践する場が得られるということだが、クローズの場合は自らの障害を開示しないため合理的配慮が受けられない。
加えて当然ながら就労移行を利用して就職したという事実も伏せておかなければならず、障害者雇用で就職した場合と違って就労移行支援事業所が自分と会社の間に入ってやりとりをしてくれるということもない。
基本的なビジネスマナーが身についており一般枠での就職を目指す場合はあまり有用とは言えないだろうというのが個人的な意見である。
そして2。
あたりまえだが、働く気がない人。
就労移行に限らずすべての物事に対して言えるが、いくら周囲が全力でサポートしても肝心の本人にやる気がなければ意味がない。
訓練を受けるのも履歴書を書くのも面接を受けるのも働くのもすべて自分である。
ほかの誰かがやるのではない。
うちの事業所にもイヤイヤ通っている風な通所者が何人かいらっしゃるが、みな訓練は遅々として進まず、当然ながら内定をもらった人などいない。
何もしなくても通所さえしていれば自然とビジネスマナーや就労に必要なスキルが身につき、仕事も見つかると思っている方は考え直されたほうがよいと思う。
最後に3。
これは意外に思われるかもしれない。
他の通所者とコミュニケーションがとれない人 ではなく、常に他者とコミュニケーションがとれないと苦痛な人 である。
就労移行支援事業所の通所者にはさまざまな人がいる。
障害特性上、雑談が苦手なタイプや人と話すと脳疲労に陥ってしまう人、そもそもの性格として人と関わるのが好きではない人 etc...
自分が話したいと思っていても相手にはそれができないこともある。
実際、うちの事業所では昼休みに通所者同士での雑談はほとんどなく、疲労を最小限に抑えるため仮眠をとったり動画を見るなど1人で静かに過ごしている。
1人でいるのが苦痛、手が空き次第、常に誰かと話していないと気が済まないという方にはオススメできない。
もちろん話すのが好きでコミュニケーションが得意な人もいるが、基本的には苦手な方のほうが多いと考えておいたほうがいい。
Choromeの考える、就労移行支援に向いていない人は上記の通り。
まぁ、けっきょくのところ本人のやる気次第ですわ。
まとめ
まずは気持ちが大事